


マウンテンバイクで風と緑の中を走る
サイクルエイドジャパン@猪苗代に参加した!

取材協力/ミズタニ自転車(株)
文/EIGHTH編集部 写真/内山真
“ドレスコード”がある自転車レースをご存知だろうか? 自転車レースのファッションといえば、ピタッとしたサイクルジャージ&パンツが定番。しかし、ことブロンプトンにおいては違う。ジャケットとネクタイで決めた紳士が本気でタイムを競う、他に類を見ないレースをご紹介したい。
年に1度開催される「BROMPTON WORLD CHAMPIONSHIP JAPAN(以下BWC JAPAN)」。その名の通り、ブロンプトンのオーナーだけが参加できる1メイクのレースだ。
この大会の優勝者には、本場イギリス・ロンドンで開催されるレース「BWC Final」への参加資格が与えられるため、多数のライダーが参加している。しかも今年は、記念すべき第10回大会。 ブロンプトン本社のウィル社長も来日、トークショーも行い会場は大いに盛り上がった。
去る2019年3月24日(日)千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイでBWC JAPAN 2019は開催された。この大会の最もユニークな点は、「ドレスコード」があることだろう。紳士の国・イギリス生まれのブランドらしく、レースに参加するには「スーツジャケット、襟付のシャツとネクタイ」着用がルール※。
※女子のネクタイは自由/パンツはスーツパンツ・ショーツ・七分丈パンツ・スカートが着用可/シューズは規定なし。
スーツと聞くと堅苦しく感じるが、ドレスコードを守りつつ個性を演出している参加者も多く、さすがスタイルにこだわる ブロンプトンオーナーと感心してしまう。まるでファッションショーのような雰囲気は、この大会ならではの魅力だろう。
会場はライダー以外も無料で入場できるため、家族連れで応援を楽しんでいる方も多く、ブロンプトンファミリーのイベントという雰囲気。目の前をライダーが走り抜けるたびに、ギャラリーも盛り上がっていた。
レースの優勝者の表彰だけでなく、ベストドレッサー賞を設けているところもBWC JAPANならでは。車体とコーディネートを合わせる高度なファッションテクニックの方も。
ブロンプトンという自転車の世界をここまで共有できる機会はそうはない。まだ未参加のオーナー、あるいは新しくブロンプトンデビューをした方には、ぜひ参加することをお勧めしたい。
<公式リザルトなど大会の詳細は大会公式レポートへ>
http://www.mizutanibike.co.jp/brand/brompton/bwc/