BESVの新型e-bike3モデルを発表。のん さんが魅力を語った  電動アシスト自転車は「カッコよさ」で選ぶ時代に

取材協力/(株)BESV JAPAN
文/河西啓介(EIGHTH編集長) 写真/鈴木秀俊

さる6月6日、BESV(ベスビー)の新型e-bike発表会が、東京の「代官山 T-SITE GARDEN GALLERY」で行われた。新型3モデルのお披露目には、ブランドアンバサダーを務める女優・創作あーちすと のん さんも登場した。

ヨーロッパで人気を博す「BESV」

BESVは台湾発の電動アシスト自転車専門ブランドだ。台湾は言わずとしれた“自転車生産大国”だが、BESVの主戦場は世界最大の電動アシスト自転車市場たるヨーロッパで、彼の地において非常に高い評価を得ている。

BESV最大の特徴は、なんといってもその「デザイン」だろう。バッテリーやモーターは自転車のフォルムの中に巧みに融合され、その存在を感じさせない。いかにもバッテリーを“後付け”した感の否めない従来の電動アシスト自転車とは、その点が大いに異なる。単純に自転車として見て「カッコいい」と思えるデザインなのだ。

「PSF1」 バッテリーもデザインの一つとして違和感なく収まっている

とはいえデザインだけではない。BESVのバイクは性能面でも高いレベルにある。ペダルの踏み込みに対するアシストのレスポンスやパワーの出し方、バッテリーのマネジメントや航続距離といったパワーユニット関係はもちろん、フレームにはカーボンを使って軽量化を図るなど、世界のe-bikeのトレンドを牽引しているブランドのひとつだ。

e-bikeが自転車の主流になる

イベントの冒頭、BESV JAPANのアンディ・スー会長は「e-bikeは世界的なトレンドであり、実用だけでなくツーリングなどの趣味の領域も含め、マーケットはどんどん拡大している。AIを活用したテクノロジーも融合し、最もスマートな乗り物として進化を続けていくだろう」と述べた。

今回発表されたのは3モデル。前後フルサスペンションを装備したe-マウンテンバイク「TRS2 AM」、リアをハードテールとしたe-マウンテンバイク「TRS2 XC」、そして折りたためる小径e-bikeの「PSF1」だ。

前後フルサスペンションのe-MTB「TRS2 AM」
ハードテールのe-MTB「TRS2 XC」
折りたたむと本当にコンパクト!な「PSF1」

e-MTBの2台は、Shimano製モーターに、BESVバッテリーを内蔵するが、その外観からは“電動”であることをまったく感じさせない。ともにコンポーネントはShimano Deore10Sを採用、27.5×2.6サイズタイヤに油圧ディスクブレーキを組み合わせる。「TRS2 AM」はあらゆるトレイルに対応し、「TRS2 XC」はオフロードからオンロードまで道を選ばないオールマイティなモデルだ。

TRS2 AM
TRS2 AM
TRS2 AM

ゲストとして登壇したスポーツe-bikeナビゲーターの栗村修さんと福田萌子さんはそれぞれ「ヨーロッパではマウンテンバイクの8割がe-bikeになっている。有名な峠をe-bikeで上るのがステイタスにもなっていて、遠くない将来、e-bikeは自転車全体の主流になるだろう」(栗村さん)、「BESVは電動アシストに見えないデザインがいい。これからは “見た目がカッコいい”という理由でe-bikeを選ぶ女性が増えるのでは」(福田さん)と語った。

e-bikeナビゲーター栗村修さん(左)と福田萌子さん

ちっちゃくて可愛い、相棒みたいな自転車

そしてフォールディングタイプの「PSF1」発表にさいしては、BESVブランドアンバサダーを務める のん さんが登場。自らその魅力を語ってくれた。

「PSF1のプロモーションムービーに出演させてもらったんですが、撮影で何度もたたんだり広げたりしているうちに“可愛いヤツだなー”と思うようになりました。小さくなるから愛着が湧いてきて、相棒のように思えてくるんです。今まではスタンダードモデルのPS1をクルマに積んで、出かけた先で乗っていたけれど、コンパクトになるPSF1ならもっとラクに運べるし、いろんなところで乗るのが楽しみです」

ブランドアンバサダーを務めて3年目になるのんさんと
手に持っているのは、のん さんの新作ミニアルバム『ベビーフェイス』

PSF1はリアサスペンションの付け根、フロントフォーク、ハンドルを折りたたむことで走行時の半分ほどの大きさになり、軽量なアルミフレームを採用することで重量18.3kgと、電動アシスト車としてはウェイトを抑えている。持ち運びしやすいのはもちろんだが、保管するとき場所を取らないのも大きなメリットだろう。

e-MTBの2モデルは8月23日から、PSF1は10月からの発売を予定している。価格はTRS2 AMが445,000円(税別)、TRS2 XCが360,000円(税別)、PSF1が245,000円(税別)だ。