埼玉編第1回 はじまり はじまり

文・写真/侍ライダー 木村峻佑

寝袋に、テント・・・よし、キャンプ道具は揃っている。
ほかには・・・
各種充電ケーブル、モバイルバッテリー、AC出力対応モバイルバッテリー、防寒用アンダーウェア、下着、カッターナイフ、メジャー、救急キット、エマージェンシーヒートシート、ヘッドランプ、カメラ用レンズ、ミニ三脚、チタンチェーン3m、箸、傘、五輪書、パラコード・・・」
その他諸々、すべて積載済みっと。

2020年3月1日(日)。いよいよ、旅立ちの朝が来た。
ビジネスホテルの一室で目覚めた私は、荷物を眺めて精神統一をはかっている。
住んでいた部屋の引き渡しは昨日の午後だった。

そのまま出立しても良かったが、「午後から旅立ちってのもなぁ・・・」と思い、一晩だけホテルにこもって翌朝に旅立つことにしたのである。

澄みわたった空は、旅立ちの朝にふさわしい。
早速、今日のルートを確認してみる。
「まずは・・・埼玉県ですな」

全47都道府県制覇を目指すこの旅。出発地・神奈川からまずは北へ向かうわけだが、最後はどうしても神奈川→東京というルートで終わりたい。故にトップバッターは「彩の国さいたま」とさせていただく。

地図を見てみると、どうしても東京都に入らなければならない様子。これはもう、埼玉目的ということで、16号を突っ切ってしまおう。

“1年間で日本を巡る”というかなり大味な計画であったわけだが、先日、EIGHTH編集部にお邪魔した際、スタッフの一人が良いヒントをくれた。
「だいたい1県あたり1週間滞在すれば、ちょうどいいのではないか」と。
早速調べてみたところ、北海道などに時間を割くと考えれば・・・たしかに調度良さそうだ。

というわけで、埼玉編一週間、出かけるとしよう。
駐車場で旅立ちを待っているロケットさんの元へ向かい、火をくべる。

さて、では、行きますかっ!