準備編④  旅仕様に改造しよう

文・写真/侍ライダー 木村峻佑

さて、前回重いだの積載性がないだのと苦言を呈した愛車”ロケットさん”。だったら自分好みに変えてしまえば良い、ということでカスタムしちゃおう。

もっとも、それほど難しいことじゃない。重いor積載性がないバイクなんてたくさんあるし、経験のあるライダー諸氏なら対応策はすぐ見つかるだろう。

私の場合、重さゆえの立ちゴケリスクはエンジンガード装着で軽減、積載性に関しては、タンク&パニアバッグ、そして純正オプションのラゲッジラックを装着することで解決した。

パニアバッグはタナックスのアメリカンサイドバッグ6。
ラゲッジスペースがあれば、そちらにキャンプ用品を入れるバッグを載せ、
タンデムシートにはバッグパックをくくりつけられる。

ここまでは多くのライダーが実施していることだろう。だが、今回旅に出るにあたり、私がこだわったのは「電気」だ。

スマホやデジカメ、パソコン…、日常生活は電化製品だらけ。スマホくらいなら、みんなバッテリーからUSB電源を取り出して充電しているが、私はこれから長期間にわたり旅に出るのだ。現代っ子の私にとって、パソコンが使えないバイクなど言語道断である。

というわけで、取り付けましたるはシガーソケット。

もちろん、USB電源も取り付けておいた(3つも)。走行中はモバイルバッテリーにつねに給電することになるだろうか。

いまや多くのモバイル電化製品がUSBから充電できるなか、なぜシガーソケットなのか。それは・・・このDC/ACインバーターが使えるからである。

コイツはシガーソケットからのDC12VをAC100Vに変換してくれるもので、家のコンセントと同じように電化製品が使えるようになるのだ! これでパソコンを充電しながら原稿だって書けるし、電気シェーバーだって使える。

もちろん、いつもバイクのそばで作業するわけにはいかないので、AC出力対応のモバイルバッテリーも用意しておけば完璧。電力をテントの中などに持ち込んで、パソコン起動…なんてこともできる。

もしかして一人焼肉セットも使えるかも?・・・と思ったが、全然ダメだった。定格出力には限界があるので、使用の際はご注意を。