「真夜中とアイス」

文・写真/水上みみ

真夜中って甘いものが食べたくなりますよね。先日無性にアイスが食べたくて冷蔵庫の隅から隅まで探したけど、何もなくてがっかり。時計は午前2時を過ぎていて、今からコンビニに行くのは面倒だし、外に出て体が冷えちゃったらそれこそアイスを買う意味がなくなる。冬のアイスは暖かい場所で食べるからこそ至高なのに〜と、うだうだ考えながら家の中をうろうろしていた私、閃きました。

あ、マクドナルドいこう。

車で行くドライブスルーなら寒くないし、そんなに人とも顔を合わせない。我ながら良い考えでは!と深夜テンションで何だか楽しくなってきて、お財布と車のキーを持って家を出ました。車に乗り込みエンジンをかけて、静かに車を走らせます。真夜中の道路って昼と比べて全然車が居ないので道が広く感じるし、なんだか真夜中というだけでワクワクする。たまに対向車とすれ違うたびに中の人はお仕事帰りかな〜とか、みんなどこに向かっているんだろう、とかいろんな思いを巡らす深夜のドライブ、楽しいです。

道が空いているのですぐにマックへ到着。夜でも煌々と光る黄色のマークが、こんな時間に起きているマイノリティの味方みたいでちょっと嬉しい気分になりました。マックを食べるのもドライブスルーに来るのもかなり久々で、どこまで車を進めればいいのか、オーダーはどこに向かって喋るのか分からなくて少しあたふたする私。

迷った挙句、マックシェイクのストロベリーのMサイズを購入。これで真夜中にアイスを食べるという緊急ミッションはクリアです。イチゴ味が甘くて幸せ。運転しながらでも飲めるのもまたよき。

学生だった時は車も持っていなかったし、こんな時間にドライブスルーに行くなんて当時は考えられなかったと思います。きっとアイスは諦めてベッドに横になりながら満たされない気持ちで眠ったことでしょう。でも、寒い外には出たくないけどアイスは食べたい!というワガママな願望を車によって叶えることができた今、この先も車があれば日常に潜む願望を叶えられる気がしています・・・!
夜中に車を走らせても、こんな時間にジャンクフードを食べても、誰にも何も言われない。大人って楽しくて本当に自由だと改めて感じた深夜の小話でした。