「初めてのレンタカーって手が震える」

文・写真/水上みみ

世界が一変してもう一年ほど経つんですね。去年の今頃は何してたかなあ、と写真フォルダを見ていたら2020年の3月は一人で沖縄に行ってました。

まだコロナが騒がれる前のこの時期はお仕事がやっとひと段落して、へとへとになっていたとき。リフレッシュしたい!と沖縄行きのチケットをとり、翌週には那覇空港へ降り立ちました。
特に計画もなかったのでお昼過ぎまでゆっくり寝て、海を見ながらご飯を食べ、那覇の国際通りをお散歩しながら猫と戯れる日々。
流石に3日くらい経つとそれも飽きて、ちょっと遠出してみることに。

車社会の沖縄では、車を持たない人の移動手段はモノレールかバスが基本です。でも目的地に着くまでには時間がかかる。
これはもう車を借りるしかない、と思い人生で初めてレンタカーをしてみました。

一人で運転するのもまだ慣れてない頃で、知らない車を運転するのも初めてで、ハンドルを握る手がめちゃくちゃ震えていたのを覚えています。
でもさすがは沖縄。道が広くて走りやすい。そして「わ」ナンバーだからなのか島人の皆様は観光客の運転にとても寛容でした。

まずはドライブの練習として空港近くの瀬長島ウミカジテラスへ。でも着いた途端に激しいスコールに見舞われる事態に。

すぐに車内に避難したけど、横殴りの雨がすごくてワイパーがあっても前が見えないくらいでした。怖かった。それでもしばらくすると雨も弱まり、もっと南下してみることに。

南城市のガンガラーの谷では面白いカフェを見つけました。
CAVE CAFEという名前の通り鍾乳洞の中がカフェスペースになっていて、名物のサンゴコーヒーはコーヒーが苦手な私でも飲みやすかったです。

カフェ休憩を挟んですぐ近くの玉泉洞に。玉泉洞は東洋で最も美しいと言われる鍾乳洞らしいです。
少しの明かりを頼りに洞窟の中を40分ほど歩きます。他にお客さんもあまりいなくて、最初こそ冒険しているみたいで楽しかったけど、誰もいない道をずっと進んでいると最早怖いという気持ちになり足早に地上へ脱出しました。

鍾乳洞を出たらもうだいぶいい時間。
那覇に帰る前に少しだけ糸満市へ寄り道をして、最後はひめゆりの塔へ行きました。

家族で初めて沖縄に来た時に訪問して、今回15年ぶりの再訪。入り口でハイビスカスを買って献花して、静かな資料館をゆっくり見て回りました。沖縄と聞くと陽気な地元の人々が笑顔で迎えてくれる明るい感じをイメージしますが、それも先人たちの努力があってこそなんですよね。平和な今がある理由を考えながら那覇に戻ったのでした。

と、こんな感じでノープランの沖縄で初めてレンタカーを借りたにしては上出来な1日だったのではないでしょうか。旅先でレンタカーを借りると動ける範囲ぐっと広がりますね。勇気を出して借りてよかった。
また落ち着いて旅行できるになったらレンタカーを借りていろんな所を巡ってみたいです。