「みんな大好きJDMとUSDM」

アメリカ仕様の車の意味で「USDM」という言葉がありますが、これは北米仕様の車を輸入したり、現地の部品やパーツを取り寄せて自分の車を北米車みたいにドレスアップすることです。
私はUSDMが結構すきで、小さい頃は父が単身赴任時代にアメリカで乗っていたシボレーの真っ赤なピックアップトラックに憧れていました。

つい最近、学生の頃の友達から納車したよ〜と連絡があり、彼の車を見せてもらったのですが、それがなんとめちゃめちゃ渋くて格好よいピックアップトラック。

車種は1957年式のGMC101。
こんなに珍しいクラシックカー、キューバで見たとき以来かも。
よく出会えたね!という驚きがすごかった。
そして長い年月と海を越えて日本へようこそ。

さっそく運転席に座らせてもらったら、シートベルトがなかった。
そんなことある!?ってびっくりしたけど旧車ってシートベルトのない車も多いみたい。
シルバー基調のインテリアや細いハンドルも、ザ・クラシックカーって感じでかっこいい。

彼は元々シボレーのカマロに乗っていたのですが、それがきっかけでアメ車やそのカルチャーにはまり、このトラックにたどり着いたそう。特にアメ車の黄金期は1950年代らしく、今回納車した車はまさしくアメ車の魂がたくさん詰まった時代に生まれたのもの。本物でありたいという気持ちからこの車に決めたんだ〜と教えてくれました。

ドライブしながらアメ車文化をふむふむと学んでいると、ふと昔、アメリカの友人から聞いたJDMの話を思い出しました。
日本では北米仕様のUSDM人気に対して、アメリカでは「JDM」という日本仕様の車が人気らしいです。日産スカイラインやトヨタのスープラなど、日本で作られた車をカスタムしたり日本風の車に仕上げるのがマニアの間で流行っているみたいなのですが、お金がない若者たちは初心者マークやもみじマークのステッカーを車に貼って「JDM」と主張するんだそう。

友人曰く、本物の日本車を所有している人はそんなことわざわざしない、らしいけど日本でみんなが使っている運転者標識のステッカーを、こんな風にカスタムやお洒落のアイテムとして海外で使われているというのは面白い発見です。
ちなみに高齢者用のもみじマークをつけると、「長年運転している」=「運転のプロ」みたいな解釈をされることがしばしばあるとか。もはや語弊しかないけど大丈夫かな。笑

USDMもJDMも知れば知るほど興味深いカルチャーですが、両者に共通しているのは車が異国文化を知るきっかけになるんだと思ったことです。カマロに乗ったことでアメリカの文化に興味を持ったり、JDMがきっかけで日本のアニメにはまったり。意外にも車という始まりから視野や世界を広げることって万国共通なのかもしれないと気づいた日でした。